- 2021/02/10 掲載
米GM株、EVへの期待が押し上げ 100ドルまで上昇との見方も
GMのメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)が昨年11月にEVへの支出を増やす計画を示して以降、GMの株価は60%上昇した。
GMに投資しているレビン・イースターリー・パートナーズで調査を担当するクリス・スーザニン氏はEVと最新技術に関する一連のニュースが株価上昇の背景にあると分析し、数年以内に100ドルに達する可能性があるとの見方を示した。
バークレイズのアナリスト、ブライアン・ジョンソン氏もGMの株価は100ドルまで上昇する余地があると述べた。
GMは11月以降、EV関連の予算を増やし開発期間を短縮する方針を示したほか、商用電動バンを生産する計画や2035年までにガソリン車をゼロにする意向を明らかにしている。
GM傘下の自動運転車メーカー、クルーズが先月、米マイクロソフトから出資を受けると発表したこともGM株の買い材料となった。
9日の取引でGM株は1.4%安の56.06ドルで終了した。
PR
PR
PR