- 2021/01/22 掲載
インテル、第4四半期決算は予想超え 今期も予想上回る見込み
第1・四半期の調整後売上高見通しは175億ドル、調整後1株利益見通しは1.10ドル。リフィニティブのIBESデータに基づくアナリスト予想平均はそれぞれ160億6000万ドル、0.93ドルだった。
同時に発表した第4・四半期決算も、売上高と調整後1株利益ともに、リフィニティブIBESデータの市場予想を上回った。
売上高は200億ドル、予想は175億ドルだった。調整後1株利益は1.52ドルで、予想は1.10ドルだった。
決算は米株市場の取引終了直前に発表され、インテル株は6.5%高で引けた後、時間外取引で約1.5%下げている。
第4・四半期のパソコン向け半導体事業の売上高は109億ドルで、ファクトセットのアナリスト予想の95億7000万ドルを上回った。
ここ数年のインテルの成長をけん引してきたデータセンター向け部門の売上高は61億ドルで、こちらもファクトセットのアナリスト予想の54億8000万ドルを上回った。
同社はまた、配当を5%引き上げた。
デービス最高財務責任者(CFO)はロイターの取材に対し、今年下半期には回路線幅10ナノメートル(nm)の半導体の生産量が14nmの半導体の生産を上回ると語った。インテルはこれまで、年内のどの時期に10nmと14nmの生産量が逆転するか示してこなかった。
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