このたび、スタンレー電気株式会社（本社:東京都目黒区中目黒2-9-13、代表取締役社長:北野隆典、以下、スタンレー電気）と、三菱電機株式会社（本社:東京都千代田区丸の内2-7-3、執行役社長:杉山武史、以下、三菱電機）は、車載用ランプシステム事業の共同取り組み（開発・設計・製造・販売）に関する業務提携契約の締結について合意致しましたので、お知らせいたします。

近年、ADAS（*1）への対応、そして自動運転社会の実現に向けて、車載用ランプには様々な機能を高次元で融合したシステムが求められています。

両社は、このたびの業務提携を通じ、スタンレー電気の強みである"光学設計技術"や"車載用ランプ製造技術"等と、三菱電機の強みである"先進制御システム技術"とを融合させて、従来よりもさらに高い安全性と機能性を有する車載用ランプシステムの実現を目指します。また、競争力向上により、車載用ランプシステム事業を拡大させるとともに、交通死亡事故ゼロを目指し安全安心な社会の実現に貢献してまいります。

≪業務提携の内容≫

契約締結日：2021年1月上旬

契約概要：

　1. 車載用ランプシステム事業の共同取り組み（光源、光学およびランプ本体はスタンレー電気を担当とし、灯火・配光制御ユニットは三菱電機を担当とする）

　2. 次世代ランプ制御システムの共同開発（光源、光学およびランプ本体はスタンレー電気を担当とし、灯火・配光制御、車輛制御連携は三菱電機を担当とする）

　3. 三菱電機独自の光学技術であるDPM（*2）の車載アプリケーション量産開発に関する共同開発

＊1　ADAS:Advanced Driver Assistance Systems（先進運転支援システム）

＊2　DPM:Direct Projection Module（独自のダイレクトプロジェクション方式により小型化と光利用効率向上を両立させた光学モジュール）