- 2020/12/07 掲載
電通、OOH広告のプランニング・効果検証を行う「OOH LIQUID」を開発
従来のOOH広告は、出稿時に広告接触状況を可視化することが難しく、そのため実際の効果が把握しにくいという課題がありました。電通では、GroundTruth社がユーザーの許諾を得て匿名取得する高精度な位置情報データを活用することで、OOH広告の媒体単位(媒体社が販売しているメニュー単位)で人流を分析し、推計広告接触人数を算出することを可能にしました。さらに、OOH媒体ごとに三つの切り口で推計広告接触人数を捉えるダッシュボード機能を実装しました。
■ダッシュボードで把握できる推計広告接触人数(2020年12月時点)
(1)推計広告接触人数の週次推移
(2)任意週における、性年代別の推計広告接触人数
(3)特定の期間と比較した推計広告接触人数の増減率(前週、前月との比較が可能)
これにより、OOH広告の推計広告接触人数に基づいた出稿時期の検討や、出稿後の効果検証が可能になります。
さらに「OOH LIQUID」では、テレビの実視聴ログに基づき広告配信・効果検証を行う統合マーケティングプラットフォーム「STADIA」との連携や、電通グループ独自のデータ基盤である「People Driven DMP®」の活用で、「サイト来訪」や「店舗送客」などのKPIに沿った、高度なOOHのプランニング・効果検証が可能です。
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