- 2020/11/19 掲載
米原油先物は反落、コロナ拡大懸念がワクチン期待打ち消す
0039GMT(日本時間午前9時39分)時点で、米WTI原油先物は0.39ドル(0.9%)安の1バレル=41.43ドル。
米製薬大手ファイザーは18日、独ビオンテックと共同開発する新型コロナワクチンの臨床試験(治験)で95%の予防効果が確認され、重篤な副作用も見られなかったとする最終結果を発表した。米欧で12月中にも緊急使用許可が承認される可能性がある。
一方、米ニューヨーク市のデブラシオ市長は、新型コロナ感染拡大に伴い、19日から公立学校の対面授業を中止すると発表。ロイターの集計によると、新型コロナによる米国の死者は25万人を突破した。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間統計では、米原油在庫が76万8000バレル増と、アナリスト予想(170万バレル増)より小幅な増加にとどまった。留出油在庫は予想より大幅な520万バレルの減少となった。
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