- 2020/11/19 掲載
TIS、金融領域のAI/データ分析に強みを持つセカンドサイトと資本・業務提携
また、TISが構築し保守・運用しているクレジットカードシステムを利用する株式会社アプラス(東京本部:東京都千代田区、代表取締役社長:清水哲朗、以下:アプラス)では、本協業を通じて新たに提供を行う「AIを活用したリスクベースの不正検知機能」を導入予定です。
セカンドサイトは、「AI」の核となるディープラーニングを含む機械学習技術を有し、様々な業種・分野に対して、アナリティクス・コンサルティングサービスとAI実行基盤やAIサービスを提供するベンチャー企業です。特に金融・決済系のAI/データ利活用ビジネスにおいては、不正検知モデルや与信モデル、ターゲティングモデルの開発など、多くの実績と知見があります。
TISでは、自社の決済ソリューションや金融向けシステム構築ノウハウと、セカンドサイトのAI/データ分析の技術を組み合わせることで、TISが展開するリテール決済ソリューション「PAYCIERGE(ペイシェルジュ)」の競争力強化と、金融業界での新規ビジネス創出が可能であると考え、セカンドサイトとの資本・業務提携を決定しました。
■協業の内容
TISとセカンドサイトは、両社が得意とする金融機関向け決済・融資・与信管理プラットフォーム事業やデータアナリティクスを連携し、以下3つのテーマ領域で協業していきます。
1:法人/個人向け金融サービスの入会申し込み・与信審査エンジンの提供
2:各種カード決済データの分析サービスの提供
3:各種カード決済のオンライン不正検知サービスの提供
TISとセカンドサイトは、両社の主要顧客であるカード会社や銀行などをはじめ、金融事業を展開する企業に向け、進化する決済ビジネス市場のニーズに合わせたサービスの提供により、企業のデジタルトランスフォーメーションの推進を支援していきます。
また、本協業による新たなサービスを導入するアプラスでは、これまでの「ルールベースの不正検知」に「AIを活用したリスクベースの不正検知」を付与し、不正検知機能を強化することで、大幅な損失削減効果の実現が見込まれます。
関連コンテンツ
PR
PR
PR