• 2020/11/16 掲載

川崎重工、クラス世界最高となる発電効率51.0%の新型ガスエンジンを初受注

川崎重工

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川崎重工は、伊丹産業株式会社(兵庫県伊丹市)より、2段過給システムを搭載した7.5MW級新型ガスエンジン(1基)を受注しました。今年6月に市場投入したカワサキグリーンガスエンジン「KG-18-T」の初号機となり、2022年4月の運転開始を予定しています。

「KG-18-T」は、2011年の初受注以降、180台以上の販売実績がある従来機をベースに、さらなる性能の向上を目的に開発したものです。出力は7,800kW(50Hz)、7,500kW(60Hz)で、新開発した2段過給システムの搭載により発電効率は当社従来機と比較して1.5%向上し、本出力クラスでは世界最高の51.0%(※1)です。NOx排出量は200ppm(※2)以下であり、環境規制の厳しい多くの都市部への対応が可能です。また、起動指令後5分で最大出力に到達可能な優れた起動性を有しており、電力網の需給調整力の向上に寄与します。

伊丹産業は、1948年に創業した生活総合商社で、近畿を中心にLPガス・石油・米穀を中心として生活に身近な商材を取り扱い、地域への貢献を果たしています。電力の小売自由化をきっかけに電力事業にも参入し、現在国内でメガソーラー7か所とガスエンジン発電所1か所を展開しています。今回の工事により、2018年に兵庫県神戸市で運用を開始したカワサキグリーンガスエンジンKG-18-V(出力7,500kW、60Hz)1基からなる「兵庫神戸ガスエンジン発電所」の能力を増強することで、年間1億2,600万kWh(約35,000世帯分)の安定した自社電源を確保します。

再生可能エネルギーの導入拡大、新たな電力制度設計、激甚化する自然災害に対応する電力インフラの強靭化など、電力業界を取り巻く環境は日々変化しています。当社は、これまで培った技術と知見を活かし、顧客ニーズを踏まえた製品・サービスをお客様に届けることで、エネルギー・環境ビジネスをスピーディーかつ積極的に展開していきます。

※1 国内都市ガスベース(40.6MJ/Nm3、メタン価=69)

※2 O2=0%換算

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