- 2020/11/16 掲載
金融緩和は長期化、政策の持続性に向けた対応重要=政井日銀委員
金融緩和のさらなる長期化を想定する必要があると述べた上で、「金融緩和の長期化に伴う副作用にいっそう配慮し、政策の持続性を担保するためにより幅広い観点からの政策対応がきわめて重要だ」と話した。
金融政策の一環として行っている上場株式投信(ETF)の購入について「導入から10年が経過する中、保有残高が相応の規模になっているのも事実だ」と指摘。「ETF買い入れの柔軟性向上や市場育成といった点を含め、政策の持続性を担保しつつ緩和効果を維持する観点からの議論が今後ますます重要になる」と語った。
(和田崇彦 編集:青山敦子)
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