- 2020/11/16 掲載
東京株、419円高=ワクチン期待とGDPで買い
週明け16日の東京株式市場は、前週末に新型コロナワクチンの開発進展への期待で上昇した米国株の流れを引き継いで大幅高となった。日経平均株価の午前の終値は前週末比419円43銭高の2万5805円30銭。同日発表された7~9月期の実質GDP(国内総生産)速報値が予想を上回るプラス成長となったことも買い材料になった。
日経平均は一時、434円83銭高の2万5820円70銭まで上昇。取引時間中としては、1991年6月以来29年5カ月ぶりの高値を付けた。
ワクチン実用化で経済活動の正常化が早まるとの期待感が強まり、投資家心理が一段と改善した。景気敏感株とされる不動産、空運、金融などに買いが集まった。
【時事通信社】
PR
PR
PR