- 2020/11/13 掲載
日本郵政、純利益予想を上方修正=かんぽ不正、コロナ影響は続く―21年3月期
日本郵政は13日、2021年3月期連結業績予想について、売上高に当たる経常収益を11兆3600億円(従来予想11兆2900億円)、純利益を3400億円(同2800億円)にそれぞれ上方修正した。世界的な超低金利と株高を背景に、傘下のゆうちょ銀行が保有する投資信託の配当金が増えて資金収支が改善する。
ただ、前期比では売上高で4.9%減、純利益も29.7%減となる。傘下のかんぽ生命保険の不正販売問題に伴う新規契約の低迷に加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響から国内外での郵便・物流の取引量減少が響く。
【時事通信社】 〔写真説明〕中間決算について記者会見する日本郵政の増田寛也社長=13日午後、東京都千代田区
関連コンテンツ
PR
PR
PR