- 2020/11/13 掲載
米上院、FRB理事指名を来週にも採決の可能性=ブルームバーグ
ブルームバーグ・ニュースが報じた。
シェルトン氏を巡っては、トランプ大統領に近すぎ、金融政策への政治の関与が強まる恐れがあるとの批判が出ており、共和党指導部は承認に必要な票を確保できるまで採決を行わない方針を示していた。
ただ、共和党は現在、上院で53議席を確保しており、来年1月以降の議席がどうなるか不透明なため、採決に踏み切る意向を示したとみられる。
シェルトン氏は指名公聴会で「私は誰からも指示を受けない」と主張している。
今回の人事が承認されれば、シェルトン氏の任期は2024年1月まで、ウォーラー氏の任期は2030年までとなる。
これまで共和党議員2人がシェルトン氏を支持しない意向を示している。
トランプ氏が過去に指名したFRB理事候補に反対していたリサ・マーカウスキー上院議員の事務所は12日、同議員がシェルトン氏を支持する意向を確認した。
民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員は共和党の動きを批判。「トランプ氏は選挙に負けて、来年1月に退任するにもかかわらず、共和党は、最悪の理事候補であるジュディ・シェルトン氏を就任させようと躍起になっている」とツイッターに投稿した。
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