- 2020/11/12 掲載
優先株で800億円調達=コロナ禍、財務強化―西武HDが発表
西武ホールディングス(HD)は12日、主要子会社の西武鉄道(埼玉県所沢市)とプリンスホテル(東京)が議決権のない優先株の発行で計800億円を調達すると正式発表した。新型コロナウイルス流行の影響長期化を見据えて財務基盤を強化する。
調達の内訳は西武鉄道が700億円、プリンスホテルが100億円。みずほ銀行と日本政策投資銀行がそれぞれ半分ずつ引き受ける。払込期日は26日の予定。西武HDは、冬のボーナス減額や一部施設の休業などで固定費を削減し、非中核事業・資産の売却も検討する。
優先株は議決権に一定の制限が付く一方、配当などを普通株に優先して受け取ることができる。
【時事通信社】
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