- 2020/11/12 掲載
日産の今期、最終赤字見通し6150億円に縮小 コスト削減寄与
オンライン形式で会見した内田誠社長は、約3000億円の固定費削減は計画通り進んでいると説明した上で「第2四半期(7-9月期)で示した勢いを下期も継続させることが重要と考えている」と語った。
売上高予想は従来の7兆8000億円から7兆9400億円に、営業損益予想は4700億円の赤字から3400億円の赤字に上方修正した。
通期の販売計画は従来の412.5万台から416.5万台に引き上げた。このうち北米は123.5万台から124.5万台に、日本は52万台から53万台に、欧州は40万台から40.5万台にそれぞれ上積みした。中国は147.5万台から146万台に下方修正した。
同時に発表した7─9月期業績は純損失が444億円と、4-6月期の赤字2856億円から改善した。営業損失も1539億円から48億円に赤字幅が縮小した。売上高は1兆9185億円と、4-6月期の1兆1742億円から伸長した。
4─6月期も合わせた上半期の純損益は3299億円の赤字(前年同期は653億円の黒字)だった。売上高は前年同期比38.2%減の3兆0926億円、営業損益は1587億円の赤字(同316億円の黒字)だった。
*内容を追加して再送します。
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