- 2020/11/06 掲載
セガサミー、6年ぶり赤字転落=希望退職650人募集―9月中間
セガサミーホールディングスが6日発表した2020年9月中間連結決算は、純損益が217億円の赤字(前年同期は98億円の黒字)だった。中間期の純損失は14年以来6年ぶりで赤字幅は過去最大。新型コロナウイルス流行の影響で、パチンコ遊技機の販売や娯楽施設の売り上げが落ち込んだ。業績悪化を受け、国内グループ従業員の約1割に当たる約650人の希望退職を年内に募集する。
セガサミーは国内ゲームセンターの運営から年内に撤退することも決めている。人員削減で特別損失が膨らむため、21年3月期の連結純損益予想を245億円の赤字(従来予想170億円の赤字)に下方修正した。
経営責任を明確化するため、里見治会長ら役員の月額報酬を11月から5カ月間、最大30%減額する。
【時事通信社】
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