- 2020/10/27 掲載
米保険AIG、生保・退職者向け事業分離へ CEO交代も発表
発表を受け、株価は時間外取引で約8%上昇した。
AIGは生保・退職者向け保険事業の分離について、どのような方法で行うかまだ決定していないとした上で、取締役会の計画として、2つの独立した会社を設立する案があると説明した。
AIGの9月の発表によると、2019年の調整後収入490億ドルに占める生保・退職者向け保険事業の割合は34%、損害保険事業は64%だった。
AIGは2017年に就任したブライアン・デュパロウ現CEOの下、引受事業の強化やIT(情報技術)への投資、人材強化、コスト削減などに注力し、ザフィーノ氏はこうした取り組みで中心的な役割を果たしてきた。
AIGは26日、第3・四半期の災害損失(再保険を除く)が税引き前で7億9000万ドルになるとの見通しも明らかにした。このうち新型コロナウイルス関連の保険請求による損失は1億8500万ドルの見込みとした。
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