- 2020/10/20 掲載
午前の日経平均は反落、米追加経済政策巡り様子見ムード強く
TOPIXは0.39%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は7968億円と連日薄商い。東証33業種中、小売業、電気機器、繊維業を除く30業種が値下がり。陸運業、鉱業、石油・石炭製品、パルプ・紙などが値下がり率上位に入った。
市場の関心は、米国の追加経済対策と欧州での新型コロナウイルスの感染拡大に集まる。民主党のペロシ下院議長は追加経済対策が大統領選前の合意の可否について、20日終わりまでに明確になることを望んでいるとし、「きょうのデッドラインを控え投資家の慎重姿勢がやや強まっている」(SMBC信託銀行 シニアマーケットアナリスト、山口真弘氏)との声も聞かれる。
欧州で新型コロナの感染が再拡大していることなどから、「ウィズ・コロナ」関連の銘柄の人気が引き続き高まっている。個別では、東京エレクトロン<8035.T>やアドバンテスト<6857.T>が上昇。「新しい生活様式のもとでECなどの需要が高まり、データ量増加の恩恵を受けられる半導体関連株が見直されているのではないか」(国内証券)という。
東証1部の騰落数は、値上がり771銘柄に対し、値下がりが1307銘柄、変わらずが92銘柄だった。
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