- 2020/10/19 掲載
午後3時のドルは105円半ば、米対策など楽観視
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後3時現在 105.42/44 1.1710/14 123.47/51
午前9時現在 105.42/44 1.1713/17 123.50/54
NY午後5時 105.40/44 1.1718/22 123.48/52
午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点から横ばいの105円半ば。日中は小動きながら底堅い展開が続いた。
ドルは午前に一時105.50円まで上昇。前週末のニューヨーク市場高値105.44円を小幅に上抜けた。欧州医薬品庁(EMA)のラージ長官が前週16日、3つの新型コロナウイルスワクチンを、2021年の早い段階で承認する可能性があると述べたことが、市場の楽観ムードを引き続き支えたという。[nL4N2H73GI]
EMAは、米製薬大手ファイザー<PFE.N>と英同業のアストラゼネカ<AZN.L>、米モデルナのワクチン候補を審査している。
トランプ大統領が18日、追加経済対策について「ペロシ氏(下院議長)が求めているより額が大きい対策を実現したい」と発言したことも、リスクオンムードを後押しする話題となった。
クロス円も全般しっかり。豪ドルは74円半ばから後半へ上昇した。中国の第3・四半期国内総生産(GDP)は小幅に予想を下回ったものの、9月の小売売上高や鉱工業生産は予想を上回った。1―9月の不動産投資も前年比5.6%増と、前月から伸びが加速した。[nL4N2HA0SD]
一方、アジア市場では、タイの首都バンコクで数千人規模の反政府集会が開かれたことを警戒する声が出ていた。政府は15日に集会を禁止したものの、18日まで4日連続で「独裁制打倒」や「王室改革」を訴える抗議行動が行われた。
タイ株式市場の主要指数は半年ぶり安値を更新。タイバーツは小動きだった。
(為替マーケットチーム)
関連コンテンツ
PR
PR
PR