- 2020/10/17 掲載
早すぎる緩和政策の解除は避ける必要=イタリア中銀総裁
ブルームバーグテレビに対し述べた。
同総裁は、今後数年間は、経済が新型コロナ危機前の水準に戻ることはないと指摘。「財政・金融政策はともに、極めて緩和的でなくてはならない。ユーロ圏全体としてはその用意をしている」と述べた。
その上で「漸進しては止まることのリスクを考慮し、早すぎる緩和政策の解除は避ける必要があるだろう。緊急事態対応からの出口政策は20カ国・地域(G20)と国際通貨基金(IMF)の会合で多少は協議したことがあるが、来年イタリアがG20議長国を務める際の主要議題となるだろう」との見通しを示した。
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