- 2020/10/16 掲載
米ウーバー、韓国SKテレコムと共同事業 1.5億ドル超出資へ
韓国の配車サービス市場は、国内のゲーム開発会社カカオゲームズ<035720.KS>傘下部門がほぼ独占しており、ウーバーは現在、高級車配車サービスと登録制配車サービスを提供している。
SKテレコムは、衛星ナビゲーションやタクシー配車サービスなどを含むモビリティサービス部門を分離し、新会社Tマップ・モビリティを立ち上げ、ウーバーは5000万ドル直接投資するほか、共同事業へ1億ドル出資する。
共同事業は、規制当局の承認を経て2021年上期に事業を開始する計画。共同事業では、Tマップ・モビリティの運転手ネットワークおよびマッピング技術を、ウーバーの配車技術や世界的な事業展開における専門性を統合する。
共同事業への出資比率は、ウーバーが51%、SKテレコムが49%。
SKテレコムは、現在約1兆ウォン(8億7330万ドル)のTマップ・モビリティの価値が2025年までに4兆5000億ウォンに拡大すると見込む。11月26日の株主総会で採決する予定。
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