• 2020/10/16 掲載

米モルガンS、第3四半期予想上回る トレーディング業務好調

ロイター

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[15日 ロイター] - 米金融大手モルガン・スタンレー<MS.N>15日に発表した第3・四半期(9月30日まで)決算は、投資銀行業務やトレーディング業務などが好調だったことで予想を上回る内容となった。

普通株主帰属の純利益は26億ドルと、前年同期の20億6000万ドルから増加した。

1株当たり利益は1.66ドルと、1.27ドルから増加。リフィニティブがまとめた1株利益のアナリスト予想は1.28ドルだった。

収入は16%増の117億ドルと、予想を上回った。主要3部門全てが増収となった。

投資銀行業務とトレーディング業務を含む機関投資家証券部門の収入は21%増の60億6000万ドル。

株式引受業務の収入は2倍以上に増加。クラウド型データウエアハウスを手掛けるスノーフレーク<SNOW.N>のほか、バイオ医薬品投資企業ロイヤルティ・ファーマ<RPRX.O>や、音楽大手ワーナー・ミュージック・グループ<WMG.O>などの大型上場が相次いだことで押し上げられた。ただ債券引受業務は市場の活性化が失われたことで減少した。

ウエルスマネジメント部門の収入は7%増の46億6000万ドルだった。

収益性の目安となる有形自己資本利益率(ROTCE)は15%と、ゴーマン最高経営責任者(CEO)が今年に入り設定した目標とおおむね一致した。

これまでに四半期決算を発表した米大手金融機関では、トレーディング業務に主軸を置く銀行が好調だったのに対し、リテール業務中心の銀行は新型コロナウイルス感染拡大による打撃を受けている。

モルガン・スタンレーの第3・四半期のトレーディング収入は前四半期ほどの高水準には達しなかったものの、予想を上回る水準に決算結果を押し上げるには十分だった。

プルーザン最高財務責任者(CFO)は、第4・四半期に入ってからも全ての業務部門で顧客から良好な反応が得られていると述べ、今後の展望に明るい見方を示した。

*内容を追加しました。

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