• 2020/10/15 掲載

米BofA、低金利響き第3四半期収入は予想割れ 引当金は減少

ロイター

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[14日 ロイター] - 米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)が14日発表した第3・四半期決算は、低金利が響き、収入が市場予想を下回った。しかし、景気回復ペース加速に伴う業績改善見通しを反映し、貸倒引当金繰入額は14億ドルと、前四半期の51億ドルから大幅に減少した。

調整後の収入は204億5000万ドルと、リフィティブのまとめたアナリスト予想の208億1000万ドルを下回った。

低金利環境を背景に本業の収益源である純金利収入は17%の落ち込みとなった。

普通株主帰属の純利益は15.8%減の44億4000万ドル(1株当たり0.51ドル)。経費削減が寄与し、市場予想の0.49ドルを上回った。

営業外費用は5%減少した。

主力のコンシューマーバンキング部門の収入は17%減の80億ドル。消費者のクレジットカード利用減少が一因となった。

調整後のトレーディング収入は4%増の33億ドルと、競合に比べさえない伸びにとどまった。前日四半期決算を発表した競合のJPモルガン・チェースとシティグループのトレーディング収入はそれぞれ30%、16%増加した。

ドノフリオ最高財務責任者(CFO)は貸倒引当金について、「景気が90日前と比べ回復していることを踏まえ、過去2四半期よりも低い額を積み増した」と説明した。

モイニハン最高経営責任者(CEO)も「貸倒引当金の増強は過去ものになったとみられる」と述べた。

JPモルガンとシティグループも貸倒引当金繰入額が減少した。

決算発表後、BofAの株価は4%下落した。

*内容を追加しました。

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