- 2020/10/09 掲載
英9月住宅価格は前年比+7.3%、4年ぶりの大幅上昇=ハリファクス
ただ、ハリファクスのマネジングディレクター、ラッセル・ギャレー氏は「(比較対象となる)2019年9月は政治の不透明感が住宅市場を圧迫していた」と指摘。ジョンソン首相が議会閉会を試みるなど、ブレグジットを巡る緊張が高まっていた。
ハリファクスによると、前月比では1.6%上昇だった。
住宅価格の上昇は新型コロナウイルス流行に伴うロックダウン(都市封鎖)を経たほか、不動産販売税引き下げを受けて繰延需要が顕在化した形だが、アナリストは依然として持続性を疑問視。前出のギャレー氏は「リセッション(景気後退)の現実がより感じられるようになる中、住宅価格に対する大きな下押し圧力が数カ月以内に見込まれるとわれわれは依然考えている」と述べた。
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