- 2020/10/06 掲載
日経平均続伸、米大統領退院を好感 後場は膠着
日本時間6日朝、トランプ大統領の退院が伝えられ、市場に安心感が広まった。日本株は寄り付きから幅広い業種で買いが優勢となったが、買いが一服した後は小動きが続いた。
市場からは「様子見機運が高まっている。トランプ大統領の退院報道でいったんマーケットには安心感が広まったが、今後は政府による具体的な政策などのサポートがない限り、上値を伸ばしにくい」(野村証券の投資情報部投資情報二課・課長代理、神谷和男氏)との声が聞かれた。
TOPIXは0.52%高で終了。東証33業種では28業種が値上がり。小売業、空運業、水産・農林業、その他金融業、不動産業は下落した。東証1部の売買代金は2兆円を割り込み、前日よりも細っている。
個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>、任天堂<7974.T>、トヨタ自動車<7203.T>などが高い。一方、レオパレス21<8848.T>は売られた。
東証1部の騰落数は、値上がり1152銘柄に対し、値下がりが923銘柄、変わらずが103銘柄だった。
日経平均<.N225>
終値 23433.73 +121.59
寄り付き 23420.07
安値/高値 23331.40─23441.16
TOPIX<.TOPX>
終値 1645.75 +8.50
寄り付き 1644.72
安値/高値 1637.44─1647.32
東証出来高(万株) 98971
東証売買代金(億円) 19941.06
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