- 2020/10/06 掲載
ブレインパッド、「Rtoaster」のリブランドを発表
「Rtoaster」は、多様な顧客接点において蓄積したデータに基づく高精度なパーソナライズ・アクションを可能にする従来からの強みはそのままに、企業内データの収集・統合をスモールスタートで始められるCDPの追加や、チャネル横断で良質なパーソナルメッセージを配信することができるメッセージ機能の追加など、大幅な機能強化を行います。
これにより「Rtoaster」は、DMP、CDP、レコメンドエンジンといった既存の概念を超え、マーケティング領域におけるDX(デジタル・トランスフォーメーション)の実現に向けて、データの収集・統合、分析、アクションを一元に繋ぎ、データから価値を引き出すプラットフォームとして生まれ変わります。
このリブランドにより、「Rtoaster」は、3つのプロダクトを束ねるブランド名となります。
■オペレーションのIT化やコスト削減だけに留まらない、本質的なDXの実現に必要なこと
DXの推進が声高に叫ばれている昨今、あらゆる事業領域において、「ビジネスのデジタル化・IT化」が急速に進んでいます。加えて、個人情報保護法の改正や、ITP(Intelligence Tracking Prevention)による3rd Party Cookieの利用制限が進む中、企業は、消費者の同意を得て適切にデータを取得し、高度に管理したうえで活用する必要性が高まっています。
これらのトレンドの中で、ブレインパッドは、DXが単なる既存のビジネス・プロセスの「デジタル化」「IT化」に留まっては不十分であり、変化の激しい市場や顧客に向き合い新しい付加価値の創造に繋げていかなくてはならないと考えます。そのためには、柔軟かつ機動的に意思決定して動けるよう、企業の情報インフラ・文化・組織を変革することが不可欠です。
その社内変革を経て初めて、さまざまな顧客接点から生まれるデータを収集・統合・分析して顧客像をつぶさに読み取り、意思決定・アクションするサイクルを高速に回すことで、データドリブンに顧客体験を向上し続けることが可能となります。
加えて、各種法規制をふまえると、企業は、消費者の理解・同意を得て適切に取得したデータを高度に管理する義務を負うとともに、取得したデータの活用により消費者にメリットを還元する責任が発生するため、その点でもより強くデータを有効活用していくことが求められています。
しかし、これらを実現するために、多様なデータを収集・統合するための巨大なデータ基盤の構築から始めていては、時間をかけたうえに開発・運用ともにコストと難易度が上がることとなり、当該インフラを活用した肝心の施策に十分な投資をかけられず、成果を創出できないケースも少なくありません。
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