- 2020/10/06 掲載
大日本印刷、超低反射フェイスシールドを開発、販売開始
【DNP超低反射フェイスシールド開発の背景】
コロナ禍において、飛沫によるウイルス感染を防止するため、マスクやフェイスシールドの需要が急増しています。特に、人の表情によるコミュニケーションが必要な手話通訳や接客、エンターテインメントなどの業界では、マスクではなく、フェイスシールドの着用が増えています。しかし、従来のフェイスシールドは光の反射による映り込みが多く、装着した人の表情が見えにくくなるとともに、使う人にとっても視野が妨げられたり、長時間の装着によって不快な気分になったりするという課題がありました。DNPの社内でも聴覚障がい者の社員が社内SNSを通じてこのような課題の解決を訴えていました。
これらの課題を解決するためDNPは、ディスプレイ用表面処理フィルムで世界トップシェアを獲得(「2020年版 高機能コーティングの現状と将来展望」(株式会社富士キメラ総研)2019年見込より)している表面フィルムの技術を活用し、光の反射による映り込みを抑えた「DNP超低反射フェイスシールド」を開発しました。この製品は、シールドパネルの両面に反射防止処理を施しており、着用者の表情がクリアでわかりやすくなるとともに、視界を妨げる原因である表面反射光を大幅に低減し、着用時に不快な気分になることも防止します。
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