- 2020/10/05 掲載
凸版印刷、DM封入物の電子化サービス「デジフラ」を販売開始
本サービスは、本来DMに封入されていた各種書類(例:クレジットカード送付DMであれば約款、総合ガイド、優待サービスガイドなど)をデジタル化し、WEBサイト上での閲覧を可能にするシステムです。これまでユーザーはDM内の多くの書類に目を通す必要がありましたが、本サービスは重要度の高い書類のみを封入、その他の書類はデジタル化することで、ユーザーは重要な情報を素早く取得することができ、また同時に、発送元は各種書類の優先順位を明確にすることができるようになります。
これにより、ユーザビリティ向上を実現するとともに、封入物を減らすことに伴う郵送費削減、DMツール制作におけるコスト削減・業務効率化につなげ、さらなるデジタル化を促進します。
なお、本サービスは、「FIT2020 金融国際情報技術展」(2020年10月8日(木)・9日(金)にオンライン開催。11月20日(金)まで一部アーカイブ配信)の凸版印刷ブースにて展示を実施します。
■背景
近年、カードの高機能化の進展により、金融カード類をはじめ多くのカード類は、発行に際し従来の約款などの法定書面だけでなく、キャンペーンチラシを始めとした多くの書類が封入されています。封入物の点数増加と封入パターンの複雑化により、発行会社は管理事務負担の課題を抱えています。また、金融機関以外のDMを送付している企業においても、IT化の流れにより、さらなるツールのデジタル化が求められると同時に、環境保護意識の高まりによる紙の削減も求められています。
凸版印刷はこれらの課題を解決するため、長年にわたり培ってきたBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)とセキュリティノウハウを活かし、封入物を電子化するサービス「デジフラ™」を開発。これまでの紙印刷物と異なり、速やかな改版差し替えが可能で、管理事務負荷の大幅な削減が見込めます。
また、紙印刷物からの置き換えで郵送物の軽量化・削減も可能となり、印刷物作成コストと郵送コストの同時削減と、環境への配慮を実現します。
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