- 2020/09/24 掲載
中国の吉利、EVに特化した初のプラットフォームを発表
同集団の安聡慧総裁はイベントで、吉利の「サステナブル・エクスペリエンス・アーキテクチャー(SEA)」について、セダン、スポーツタイプ多目的車(SUV)、バン、ピックアップトラックを含め、小型車も大型車もサポートが可能になると説明した。
安総裁によると、SEAの研究・開発に180億元(26億ドル)を投じた。軽量化のためアルミニウムの利用を拡大したほか、安定した運転のため前輪ステアリングシステムを採用している。
同総裁はSEAについて、自動運転やコネクティビティ―を含むより高度なインテリジェントカー技術の開発も可能になるとした。
SEAは寧徳時代新能科技(CATL)<300750.SZ>製造のバッテリーシステム(寿命200万キロメートル)を使用するという。
SEAを基に、「Geely」や「Volvo」を含む9ブランドで自動車を開発する。
また、吉利は発表文で、SEAの共有について他の自動車メーカーと協議していることも明らかにした。
さらに安総裁は、ガソリン車の燃料効率を改善するため、標準的なハイブリッド車を開発することも表明した。
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