- 2020/09/10 掲載
電通、テレビスポット広告枠購入の新手法「Effective Spot Planning」を提供開始
昨今、テレビ視聴を評価するマーケティングデータの整備・拡充が進み、従来の「性・年代」別の視聴率データだけでなく、「趣味嗜好・関心・特性」といったより細かな視聴者区分の視聴率データを匿名取得・分析し、広告効果の高い放送時間帯(有効ゾーン)を可視化することが可能となりました。しかし、詳細な分析が可能となった一方で、現在のテレビスポット取引は既存の出稿時間帯パッケージの組み合わせが大半なため、さまざまなデータを活用した有効ゾーンの可視化はできても、それらを実際にテレビスポット枠の購入につなげることは難しい、という課題がありました。
今回開発した「Effective Spot Planning」は、テレビスポット広告枠購入のゾーン(時間帯)設定において、獲得が期待されるターゲット視聴量や広告効果を推定するロジックを活用します(※特許取得済:特許第6619116号)。また、スポット広告枠の出稿を有効ゾーンに絞った際の購入コストをあらかじめ把握することで、獲得が期待されるターゲット視聴量や広告効果の獲得効率を事前に確認し、従来のゾーンと比較・検討できるようになります。広告主のKPIを高めるこの新しい広告枠の購入手法を通して、当社は、"人"基点でのテレビプランニング「People Driven TV Planning」におけるテレビ広告枠ターゲット層の視聴の多寡を可視化した「People Driven TV Heatmap」の活用を進めてまいります。
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