- 2020/08/03 掲載
米サーベラス、コメルツ銀の監査役会会長候補に「重大な懸念」表明
2日付の監査役会宛ての書簡で、フェッター氏が「この職務に適切な人材かについて、あるいは適切な経験を積んでいるかについて、われわれは重大な懸念を抱いている」とした。
コメルツ銀の広報担当者はコメントを控えた。
一方、監査役会は3日に開いた会議でバーデン・ビュルテンベルク州立銀行(LBBW)の元最高経営責任者(CEO)であるフェッター氏を会長に推すことを決定した。
同行のマルティン・ツィールケCEOとシュテファン・シュミットマン監査役会会長は先月、突然辞任。これに先立ち、同行株の5%を保有するサーベラスは同行に変革を求める活動を活発化させていた。[nL4N2EE0OB]
サーベラスは書簡で「会長職に就き、全ての主要株主の信頼を確保するのに必要な資質を備えた少なくとも2人の候補を特定している」と表明。「喜んで紹介する」とした。
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