- 2020/08/03 掲載
米紳士服テーラード・ブランズが破産申請、コロナ禍が打撃
裁判所への提出書類によると、申請はテキサス州南部地区の連邦破産裁判所に行なった。
新型コロナウイルスの感染防止に向けた規制措置では、衣料品小売業は「必須ではない業態」とみなされ、店舗休業を余儀なくされた。オンラインでしか営業できなくなったことから、従業員の一時帰休や店舗の賃料支払い難に直面。特に実店舗を主体とする企業で経営破綻が相次いでいる。
テーラード・ブランズは、主要債権者の75%以上と再編で合意したと発表した。これにより、債務を少なくとも6億3000万ドル圧縮できるという。
同社は、既存債権者から5億ドルのDIPファイナンス(事業再生融資)のコミットメントを得ているとしている。
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