- 2020/08/03 掲載
実質GDP1─3期再改定値は年率2.2%減、民間在庫が上方修正
ロイターがまとめた民間調査機関の事前予測では、予測中央値は前期比マイナス0.7%、年率マイナス2.8%だった。
民間企業設備が1.9%から1.7%に下方修正されたが、民間在庫変動が0.10%減から0.06%減に上方修正された。法人企業統計で原材料および仕掛品在庫が上方修正されたのを反映した。
GDPの2次速報で再改定値を公表するのは異例。新型コロナウイルスの急激な感染拡大で法人企業統計の速報段階での集計に偏りが懸念されたのが公表理由。
再改定値を受けた2019年度の実質GDPは前年比0.0%で変わらなかった。下2桁でも同0.03%で変わらなかった。
*内容を追加しました。
(竹本能文 編集:内田慎一)
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