英ＢＡ親会社、増資で27.5億ユーロ調達へ　コロナ危機に備え

［ロンドン　３１日　ロイター］ - 英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ（ＢＡ）の親会社であるインターナショナル・エアラインズ・グループ（ＩＡＧ）は株主割当増資によって２７億５０００万ユーロ（３２億７０００万ドル）を調達する計画を明らかにした。新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた財務状況を改善し、一段のショックに備える。

９月８日の株主総会で承認を得る必要がある。筆頭株主のカタール航空の支持を得ているという。

ウイリー・ウォルシュ最高経営責任者（ＣＥＯ）はＢＢＣに対し、航空会社にとって歴史上最も深刻な危機を乗り切るために増資が必要と強調した。７月までに運航能力の５０％程度まで回復させたかったが、実際は２０％にとどまったと述べた。

需要低迷は２０２３年まで続く可能性があるとし、構造改革を準備していると明らかにした。ＢＡはこれまでに１万２０００人の雇用削減が必要と表明している。

第２・四半期決算は特別項目を除く営業損益が１３億６５００万ユーロの赤字だった。

ＩＡＧの株価は７％下落し２０１２年以来の安値をつけた。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

評価する

いいね！でぜひ著者を応援してください

• 0

• ありがとうございます！
• いいね！した記事一覧をみる
• 閉じる

会員になると、いいね！でマイページに保存できます。

共有する

• 0

• 0

• 0

• 0

• 0

• 0

• 
• 
• 
• 
• 
• 

関連コンテンツ

米国株式市場＝ほぼ横ばい、主要指標やメガキャップ決算待ち

レーザーテック、前四半期から営業益7割弱減　通期は据え置き

ＮＹ円、１４３円台前半

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます

• 最新ニュース
  フォローする