- 2020/07/31 掲載
村田製作所、4―6月営業利益は18%減、カーエレやスマホ振るわず
売上高は同8.6%減の3267億円だった。主力の積層セラミックコンデンサーの売上高は基地局向けやPC向けで堅調だったが、カーエレクトロニクス向けで落ち込んだほか、樹脂多層基板やリチウムイオン二次電池がスマートフォン向けで減少した。
損益面では、コストダウンによる増益要因が、製品価格の値下がりや為替影響などの減益要因を打ち返せなかった。純利益は同15.5%減の395億円だった。
2021年3月期の営業利益予想は前年比17.1%減の2100億円で据え置いた。リフィニティブがまとめたアナリスト予想の平均は2257億円。年間配当予想も1株当たり110円で変更しなかった。
*内容を追加しました。
(平田紀之)
PR
PR
PR