• 2020/07/31 掲載

シェル第2四半期は赤字回避、コロナ禍で減損168億ドル 悪影響続く

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ロンドン 30日 ロイター] - 英蘭系石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルが発表した第2・四半期決算は、トレーディング事業が好調で赤字を回避した。第3・四半期についてはコロナ禍の価格や売上高への悪影響が続くとの見通しを示した。

第2・四半期については、コロナ禍により石油・ガス価格の下落を予測、総額168億ドルの減損処理を計上した。これは見通しの下限付近だった。

特別項目を除外し供給コストを調整した利益は6億ドルとなり、前年同期の35億ドルから減少。アナリスト予想は6億7400万ドルの赤字だった。原油・石油製品のトレーディングが好調だったことや営業経費減少で黒字を確保した。

製油所の原油精製率が25%程度低下したが、精製・トレーディング事業利益は15億ドルと前年同期から30倍となった。燃料販売は39%減。

上流部門は67億ドルの赤字。生産は前年比7%減の日量241万5000石油換算バレルとなった。北米でのシェール資産、ブラジル・欧州のオフショア資産、ナイジェリア資産に関連し税引き後で47億ドルの減損費用を計上した。

液化天然ガス販売は7%減少。統合ガス部門では主にオーストラリア事業関連で82億ドルの評価損を計上した。

純債務は778億ドルに増加、ギアリング比率は2.8%上昇し32.7%となった。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます