- 2020/07/30 掲載
日本車8社の6月世界生産は25.6%減 新型コロナ響く 回復傾向も
6月は、引き続き新型コロナの影響を受けたが、回復傾向にあるメーカーが多かった。トヨタ自動車<7203.T>の世界生産は24.0%減の58万8816台だった。日本、中南米での生産台数は前年を大きく下回ったが、生産の遅れを挽回する段階に入っている中国が好調だったほか、北米、欧州でも減少幅が縮小した。
ホンダ<7267.T>の世界生産は11.7%減の38万9451台。欧州での生産が45.1%減少したが、アジアでは0.9%減の18万4858台とほぼ前年並みの水準にまで回復した。中国に至っては24.1%増の16万9547台で、6月として過去最高の生産台数を記録した。
日産自動車<7201.T>の世界生産は31.4%減で、中国以外の地域で前年同月を下回った。マツダ<7261.T>とスズキ<7269.T>は、それぞれ40.2%、32.4%減少した。
(新田裕貴)
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