- 2020/07/30 掲載
エアバス、第2四半期は予想上回る営業赤字 A350型機減産へ
第2・四半期は、新型コロナ危機で航空機の納入が減り、フリーキャッシュフロー(合併・買収とカスタマーファイナンスを除く)が44億ユーロの赤字となった。下期はキャッシュの流出を防ぎたいとしている。
第2・四半期決算の営業損益(調整後)は12億2600万ユーロ(14億4000万ドル)の赤字。売上高は55%減の83億1700万ユーロだった。
同社がまとめた市場予想は10億2700万ユーロの赤字。売上高の予想は85億5200万ユーロだった。
新型コロナ危機に関連して9億ユーロの評価損を計上した。
A350の生産は月産5機に削減した。4月にも月産9.5機から6機に減産していた。
同社は新型コロナ危機への対応で人員の11%に相当する1万5000人を削減する方針。今後2年間の生産は危機前の水準を40%下回る見通し。
今後12億ー16億ユーロをリストラ費用として計上するとの見通しも示した。
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