- 2020/07/30 掲載
上半期の英自動車生産、1954年以来の低水準=業界団体
工場と販売店は3月に閉鎖され、5月に徐々に再開された。しかし、再開は一部にとどまり、感染前の稼動水準に戻っていないほか、依然閉鎖されている施設もある。
SMMTは、今年通年の生産台数は88万台超で2019年から3分の1以上減少し、過去60年で最悪に落ち込むとの予想を示した
SMMTのマイケル・ホーズ最高経営責任者(CEO)は、「業界では今年、200万台を生産する体制にあったが、いまやその半分以下しか生産できていない。すでに厳しい市場環境と何年にもわたる欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡る不透明感に加え、新型コロナの世界的流行(パンデミック)による壊滅的な影響の結果だ」と述べた。
ただ、上半期に発表された投資は4億8500万ポンドと前年同期の9000万ポンド(1億1700万ドル)から増加した。これは主に、日産が「キャシュカイ」の生産を予定していることが奏功したとみられている。
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