- 2020/07/30 掲載
中国シノファーム、ブラジルでコロナワクチンの治験実施へ
コロナワクチンを巡っては、英製薬大手アストラゼネカ
パラナ技術研究所(TECPAR)の所長、Jorge Callado氏は治験の最終案を近くまとめ、ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)に提出して承認を求めると述べた。
ブラジルは新型コロナ感染者が米国に次いで世界で2番目に多い。
シノファームは既に、ワクチン候補の治験をアラブ首長国連邦(UAE)で実施しており、1万5000人のボランティアが被験者となっている。
パラナ州政府の発表によると、同州はロシアの研究者ともワクチン製造の可能性について協議しており、州知事が近くロシアの駐ブラジル大使と会談する予定。
サンパウロにあるブタンタン研究所の幹部もまた、ワクチンの治験についてロシアから打診があったと29日に明らかにした。
PR
PR
PR