- 2020/07/30 掲載
ブラックロック代行の債券購入巡る利益相反、FRB「慎重に管理」
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い経済情勢が急激に悪化する中、FRBは今年3月、債券市場の安定化措置の一環として、FRBに代わって債券買い入れを主導する機関にブラックロック社を選定した。
同社がFRBの代行として購入する社債ETF(上場投資信託)は、自社のETFが大きなシェアを占めている。
パウエル議長は、利益相反の可能性への対応について、「ブラックロックはわれわれの単なる代行機関だ。政策を決定するのはわれわれで、彼らはわれわれの計画を執行するだけだ」と述べた。
その上で「利益相反の可能性については、契約に基づいた形で極めて注意深く管理されていると考えている」とした。
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