- 2020/07/30 掲載
米中古住宅販売仮契約指数、6月は16.6%上昇 14年超ぶりの高水準
6月の前年同月比は6.3%上昇した。
地域別の中古住宅販売仮契約指数も各地で上昇。人口の多い南部で11.9%、西部は11.7%、北東部は54.4%、中西部は12.2%上がった。
オックスフォード・エコノミクス(ニューヨーク)の主任米国エコノミスト、ナンシー・バンデン・ホーテン氏は「中古住宅販売の60%以上を占める南部や西部の州で、新型コロナ感染者が急増していることから、今後数カ月は販売に下押し圧力がかかる可能性がある」と述べた。
米商務省が前日発表した第2・四半期の個人の住宅所有率は67.9%と、2008年第3・四半期以来約12年ぶりの高水準を記録。新型コロナ禍の影響で失業率は過去最悪の水準にあるものの、低金利の住宅ローンを追い風に、米住宅市場が持ちこたえている兆候が示された。
*内容を追加しました。
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