- 2020/07/30 掲載
米GE、第2四半期損失は予想上回る コロナが航空機事業に打撃
第2・四半期の産業部門からのキャッシュアウトフローは21億ドル。会社予想は35億─45億ドルだった。
カルプ最高経営責任者(CEO)は「6─7月に改善の兆しが見られた。とはいえ、パンデミックに伴う不確実性を考慮すると、下半期に向けて慎重な姿勢を維持する」と述べた。
航空機事業は売上高が44%減となり、6億8000万ドルの損失を計上。受注は56%減となった。
GEは航空機事業の回復は鈍いとみる一方、フリーキャッシュフローは今年下半期に改善し、2021年にはプラスに転じると見込んだ。
ただ、ゴードン・ハスケット・リサーチ・アドバイザーズのアナリストは、パンデミックの影響がくすぶっているため、航空機事業のサービス部門の業績が第3四半期にさらに悪化する可能性があるとの見方を示した。
調整後1株損益は0.15ドルの赤字。前年同期は0.16ドルの黒字だった。リフィニティブのアナリスト予想平均は0.10ドルの赤字だった。
売上高は前年同期比24%減の177億ドル。
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