• 2020/07/17 掲載

独ダイムラー、第2四半期EBITは赤字 コロナ禍とリストラ費で

ロイター

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[フランクフルト 16日 ロイター] - ドイツ自動車大手ダイムラーは16日、第2・四半期のEBIT(利払い・税引き前損益)が16億8000万ユーロ(19億1000万ドル)の赤字になったと明らかにした。23日の決算発表を前に暫定値を公表した。

ジェフェリーズのアナリスト、フィリップ・ホーチョイス氏は同日付の調査ノートで「ダイムラーは市場予想を上回る第2・四半期暫定決算を公表した」と指摘した。

調整後のEBITは7億0800万ユーロの赤字。新型コロナウイルス対策のディーラーシップ閉鎖や行動制限で販売が低迷した。

同社はまた、生産合理化の一環として、米国とメキシコの工場でメルセデス・ベンツのセダンの生産を中止すると発表した。

第2・四半期はメルセデス・ベンツ乗用車・バン部門のEBITが11億3000万ユーロの赤字で、調整後EBITは2億8400万ユーロの赤字だった。

メルセデスの従業員に対する早期退職募集を含むリストラ策の費用として1億2900万ユーロを計上。また、メルセデス・ベンツ乗用車の世界的な生産調整の費用として6億8700万ユーロを計上した。

メキシコのアグアスカリエンテス工場ではメルセデス・ベンツの小型車「Aクラス」の生産を中止し、利益率の高いスポーツ型多目的車(SUV)「GLB」に資源を集中する。

また、米アラバマ州の工場ではセダン「Cクラス」の生産を中止し、SUVに生産を絞るとした。

同社はフランスのハンバッハ工場の売却方針を既に明らかにしている。

オラ・ケレニウス最高経営責任者(CEO)は「コスト削減と生産能力の調整で損益分岐点を下げる組織全体の取り組みを継続する必要がある」と述べた。

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