- 2020/07/16 掲載
米株上昇、コロナワクチンへの期待やゴールドマンの好決算で
米バイオ医薬大手モデルナ
これに関連して旅行関連株にも買いが入り、クルーズ船運航のカーニバル
ナスダック総合も上昇したが、このところ大きく上げていたアマゾン・ドット・コム
インバーネス・カウンセル(ニューヨーク)のチーフ投資ストラテジスト、ティム・グリスキー氏は「モデルナのワクチンを巡るニュースを受け、新型ウイルス感染拡大が永遠に続くわけではないとの見方が再び市場に広まった。トンネルの先に光が見えたことで、この日は景気敏感株に買いが入った」と述べた。
連邦準備理事会(FRB)が午後に公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で、新型コロナウイルス感染拡大抑制に向けた制限措置の解除に伴い、ほぼ全地区で経済活動が7月初旬にかけて上向いたとの認識を示したことも、市場で台頭しつつある楽観的な見方を後押しする要因となった。
S&P総合500種は、政府による一連の景気刺激策や堅調な経済指標に支えられ順調に上昇し、現在は新型ウイルス感染拡大前の2月に付けた過去最高値まで約5%に迫る水準まで回復している。
ただ米国の多くの州で新型ウイルス感染拡大に歯止めがからない中、フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁はこの日、米国は新型ウイルス感染拡大の制御に失敗したとの認識を示し、経済がコロナ禍で受ける影響を巡る不確実性は極めて高いとの認識を示した。
個別銘柄では、ゴールドマン・サックス
16日に決算発表を控えるモルガン・スタンレー
一方、医療保険ユナイテッドヘルス・グループ
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を5.23対1の比率で上回った。ナスダックでも4.31対1で値上がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は110億株。直近20営業日の平均は117億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 26870.10 +227.51 +0.85 27009.8 27071.3 26692.4 <.DJI>
1 3 8
前営業日終値 26642.59
ナスダック総合 10550.49 +61.92 +0.59 10576.7 10604.6 10420.5 <.IXIC>
2 7 4
前営業日終値 10488.58
S&P総合500種 3226.56 +29.04 +0.91 3225.98 3238.28 3200.76 <.SPX>
前営業日終値 3197.52
ダウ輸送株20種 9737.44 +272.20 +2.88 <.DJT>
ダウ公共株15種 796.47 -3.44 -0.43 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 2064.17 -5.62 -0.27 <.SOX>
VIX指数 27.76 -1.76 -5.96 <.VIX>
S&P一般消費財 1118.24 +5.17 +0.46 <.SPLRCD>
S&P素材 380.33 +6.23 +1.67 <.SPLRCM>
S&P工業 604.71 +15.04 +2.55 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 627.39 +0.07 +0.01 <.SPLRCS>
S&P金融 401.47 +7.52 +1.91 <.SPSY>
S&P不動産 216.95 +1.10 +0.51 <.SPLRCR>
S&Pエネルギー 284.02 +5.46 +1.96 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 1219.14 +15.86 +1.32 <.SPXHC>
S&P通信サービス 190.86 +0.55 +0.29 <.SPLRCL>
S&P情報技術 1893.25 +9.98 +0.53 <.SPLRCT>
S&P公益事業 295.34 -1.30 -0.44 <.SPLRCU>
NYSE出来高 10.15億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 22920 - 30 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物9月限 円建て 22890 - 60 大阪比 <0#NIY:>
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