- 2020/07/15 掲載
エクソンなど53社の環境対応は不十分=米ブラックロック
この内37社はエネルギー企業で、米石油大手エクソンモービル
ブラックロックは、環境対応が不十分な企業についてエクソンモービルの例を挙げ、同社の長期的な温暖化ガス削減目標が明確でないという理由で、株主総会で会社側の取締役選任議案に反対したと説明した。
顧客である投資家や環境アクティビストからの圧力を受けてブラックロックは、投資先企業の環境問題への対応を重視する姿勢を打ち出している。
ラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は今年1月、出資先企業のCEOに宛てた年次書簡で、各社の取締役会は気候変動問題への取り組みを強化しなければさらに投資家の怒りを買うことになるとし、企業の環境対策への評価をより厳しくすると表明した。[nL4N29J2N3]
一方、米環境保護団体シエラクラブは、株主総会での投票を通じて企業の環境への取り組みを促すという点でブラックロックはわずかに前進したに過ぎないとした。
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