- 2020/07/15 掲載
米Wファーゴ、第2四半期は08年以来の赤字 引当金積み増しが重し
純損益は24億ドル(1株当たり0.66ドル)の損失。前年同期は62億ドル(同1.30ドル)の利益を計上していた。リフィニティブがまとめた1株当たり損失のアナリスト予想は0.20ドルだった。
Wファーゴ他の大手銀のように資本市場に強い足場がないため、新型ウイルス感染拡大初期から苦戦していた。
営業損益は12億ドルの損失。
米連邦準備理事会(FRB)が大手銀行を対象としたストレステスト(健全性審査)を実施し、配当支払いの制限などの方針を示したことを受け、Wファーゴは第3・四半期の配当金を1株当たり0.10ドルと、0.51ドルから引き下げる。
シャーフ最高経営責任者(CEO)は「第2・四半期決算と減配は極めて遺憾だ。景気後退の期間と深刻度に関するわれわれの予測は、前四半期時点から大幅に悪化した」と述べた。
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