- 2020/07/15 掲載
ユーロ圏鉱工業生産、5月は耐久財主導で前月比プラス 回復は限定的
自動車など耐久消費財の回復で前月比で12.4%上昇した。しかしロイター調査によるエコノミスト予想のプラス15%には届かず、4月の18.2%低下(17.1%低下から下方改定)、3月の11.8%低下を補うには至っていない。
前年比では20.9%低下。エコノミスト予想は20.0%低下、前月は28.7%低下だった。
前月比では耐久消費財が54.2%上昇となり、前月までの2カ月のマイナス分をほぼ回復した形。
資本財は25.4%増となり長期的な回復も視野に入ったことを示した。前月は26.1%低下だった。
国別ではイタリアの回復が目立ち前月比で42.1%上昇。前月までの2カ月はユーロ圏内で最大の落ち込みを示していた。
ドイツは前月比9.7%上昇、フランスは20.0%上昇だった。
PR
PR
PR