• 2025/04/24 掲載

衛星との直接通信、ドローンも=山間部で運用しやすく―松田KDDI社長

時事通信社

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1日に就任したKDDIの松田浩路社長は24日までに時事通信のインタビューに応じ、米スペースXの衛星通信網「スターリンク」との直接通信について、ドローンの運用にも活用する考えを示した。松田氏は「ドローンにおけるペインポイント(課題)を解消したい」と説明。屋外のドローンは衛星と直接つながり、通信環境が整っていない山間部などでも運用しやすいといった利点を強調した。

KDDIは10日、スターリンクとスマートフォンの直接通信サービスを日本で初めて開始。これまでスターリンクの利用に必要だった地上の専用アンテナを設置することなく、基地局の電波が届かない「圏外」のエリアでも、空が見えればメッセージの送受信などができるようになった。松田氏は「いつでも使える安心感を届けたい」と語った。

この機能をドローンにも使うことで、専用アンテナ不要の運用だけではなく、上空を飛ぶ機体の通信の安定性を高める効果が期待できるという。松田氏は「空とつながることで便利になる」と指摘した。交通インフラが整っていない山間部での物流向けや、電波が届きにくい地域にあるダムや橋などのインフラ点検のためのドローン活用が進みそうだ。

衛星とスマホの直接通信を巡っては楽天モバイルもサービスの提供を計画。NTTドコモとソフトバンクは「空飛ぶ基地局」と呼ばれる「HAPS(ハップス)」の実用化を目指している。

【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答えるKDDIの松田浩路社長=18日、東京都千代田区 〔写真説明〕インタビューに答えるKDDIの松田浩路社長=18日、東京都千代田区

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