- 2025/04/14 掲載
東京株、一時700円超高=米株上昇引き継ぐ
14日の東京株式市場で、日経平均株価は反発し、一時前週末比700円超上昇した。前週末の米国株高を引き継ぎ、買いが広がった。午前の終値は529円94銭高の3万4115円52銭。
11日の米国の主要株価指数はそろって上昇。金融大手の好決算や、中国が米国の関税引き上げに今後対応しないと表明したことなどが投資家心理を上向かせた。これを受け、週明けの東京市場も朝から幅広い業種で買いが優勢となった。前週末に大型株中心に大きく値下がりした反動も出た。特に半導体や電子部品などハイテク株の上昇率が大きく、日経平均を押し上げた。
ただ、朝の買いが一段落すると利益確定の売りなどが出て、日経平均は上げ幅を縮めた。市場では「関税を巡る米トランプ政権の政策は日替わり状態で、投資家は慎重姿勢を崩せない」(国内証券)との声が聞かれた。
【時事通信社】 〔写真説明〕前週末比の上げ幅が一時700円を超えた日経平均株価を示すモニター=14日午前、東京都中央区
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