- 2025/04/10 掲載
ウォルマート、2─4月営業利益予想明示せず 関税踏まえ 通期見通しは維持
2月時点では、2─4月の調整後営業利益が0.5─2.0%増になるという見通しを示していた。
同四半期期の売上高見通しは据え置いたほか、2026年1月期(25年2月─26年1月)の売上高と調整後営業利益についても、2月に示した見通しを据え置くとした。
通期の売上高見通しは前期比3─4%増、調整後営業利益見通しは3.5─5.5%増。
ウォルマートは、特にアジア諸国に対する関税措置の影響を受けるリスクが高い。23年11月のロイターの報道によると、ウォルマートの輸入品の約60%は中国からが占めている、ベトナムも主要供給国の1つとなっている。
ダグ・マクミロン最高経営責任者(CEO)はテキサス州ダラスで8─9日に開催した投資家会合で「混乱の時期を乗り切る方法を学んできた」と述べた。「何が起きるか全てを把握しているわけではないが、われわれの優先事項と目的は分かっている。できるだけ低価格を維持することに努める」とし、「在庫とコスト管理に重点的に取り組む」と説明した。
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