- 2025/04/09 掲載
セブン&アイ、純利益23%減=海外コンビニ悪化―25年2月期
セブン&アイ・ホールディングスが9日発表した2025年2月期連結決算は、純利益が前期比23.0%減の1730億円だった。稼ぎ頭だった海外のコンビニ事業での業績悪化が目立った。
本業のもうけを示す営業利益は21.2%減の4209億円。売上高に相当する営業収益は4.4%増の11兆9727億円だった。
業績不振が続く中、カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールから買収提案も受けており、企業価値の向上は急務だ。同社は、不採算のイトーヨーカ堂など非中核事業を束ねる中間持ち株会社の株式の過半を売却するほか、26年下半期までに北米のコンビニ事業を上場させる方針。2兆円の自社株買いも行い、株価を押し上げる戦略を打ち出している。
【時事通信社】 〔写真説明〕セブン&アイ・ホールディングス本社に掲げられたロゴマーク=東京都内(AFP時事)
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